TOP

ストーカー風告白:帰宅中に後ろから追いかけて

告白、この言葉自体は、隠していたことを相手に思い切って告げる、という意味でしかないのに、何故か不思議と淡いピンクのオーラを放ち、重兵器のような存在感を併せ持った不思議な概念です。
今でこそ「コクル」なんて少し軽い感じになりましたが、私が中学生だった2000年になる少し前は、告白といえば人生の覚悟を以ってして挑む偉大な儀式のような存在で、軽々しく口にするようなものではなかったと記憶しています。
それでも中学生活も終わりが見えてきた中3の秋に告白したのは、恋に燃え、哲学し、何かに歯向かいたい大人の芽の影響かもしれません。私は、中学校時代にずっと好きだった人に告白しました。
アリサちゃんという娘で、その子がクラスにいるとぱっと明るくなるような、素敵な子でした。恥ずかしくて女子となかなか話せなかった私にも、気軽に声をかけ、ばやし、というあだ名をつけられ弄られましたが、逆にそんな絡みで、気になり出したのだと思います。
中2で同じクラスとなり、一度気になり出したらもうノンストップです。思春期に恋というのは麻薬です。恋に恋する時期でもありますし、激しい感情の変化に翻弄されまくりで、視線はいつもアリサちゃんに吸い寄せられるし、ちょっと今日は話せたとかそんなことだけで一日幸せになったり、日記に思いを書き殴ったり、雪の上に名前を書いたり、恥ずかしながら所謂恋、を謳歌しました。中3でクラスが変わり落ち込みましたが、恋心は不思議に高まるものです。私は部活で野球をやっていて中3の夏に終わるわけですが、その後は少し余裕が出てきます。余裕が出ると、自分の恋心を抑えきれなくなり、伝えたい!という気持ちが高ぶってきました。この時、告白、という言葉が浮かんだのです。考え方は古い人間なもので、自分の力で直接伝えたいと思い、如何にまず告白の場にもっていくかということを思案し、そして何度も授業が終わった後に声をかけにいこうとしました。ところが、まずそのクラスにすら入れません。入り口の前で足が動かなくなります。やっとクラスに入れた日も、彼女を目の前にすると怖じけづき回れ右…そんなことを繰り返してる内に、チャンスが訪れました。帰り道のずっと先に、彼女が帰ってるところが見えたのです。一緒に帰っていた友人にも焚き付けられ、意を決してダッシュ!!
ちょっといいですか、といきなり息を切らした同級生に声をかけられてビックリしたと思います。

ずっと好きでした、ただそれを伝えたかっただけです、それじゃ

たったこれだけでした。
で、って感じですが笑 今考えれば実に酸っぱい!思い出す酸味いっぱいの思い出です。

実はこの後、我慢しきれず卒業後に手紙をだし、ポストの前で待っていた後日談があります。2週間後に絆創膏の封筒で返してくれましたが!

.

最終更新日:2014-04-03 08:59

コメント (0)