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見えない絆、なんていうと胡散臭いしドラマか、なんて思いますが、本当の絆ってのは見えないものだと思いま

見えない絆、なんていうと胡散臭いしドラマか、なんて思いますが、本当の絆ってのは見えないものだと思います。

私は親になって一年のまだ親ビギナーですが、とにかく親の子への奉仕がすごいので、30を目前にした今頃、漸く親の偉大さに気づいてきました。

私は父親なのである程度ですが、母親はもう自分の人生そのものになります。全てを子のために、です。世に蔓延るマザコンという言葉は、批判的に使われますがもっと敬愛されるべきだと思います。当然嫌になるときもありますし、イライラしたりもするのですが、あれは子の持つ魔法でしょうか、笑顔や匂いで不思議と吹き飛ばされるのです。

そんな親に対して、特に思春期には反抗的になりますよね。それも、否定はしません。子の成長の一貫ですし、乳児の頃の手間を考えればなんのその、です。

そして今の私のように、親になって始めて、自分がしてもらった、既に記憶から消えている限りない奉仕について、改めて認識し、深く感謝をする、そんな風に世の中は回っているのですね。

そうやって培われてきたものには、何か子がお礼したり申し訳なく思うものではない、先祖から脈々と築かれてきた運命のようなものを感じます。

これが、きっと絆なんだと思います。
ありがとう、とか、目に見える感謝とかは、人生で数回でいいんです。当たり前のように話せて、頼めて、頼まれて、あげて、もらって一緒にいられるのが家族です。わざわざ、いつも顕在化させる必要はありません。冷たいと思われるかもしれませんが、それが絆です。見えない親子の絆です。

親は自分の何かのために子育てをするのではないし、子もお願いして子育てしてもらってるわけではない、愛や絆で結ばれた、居場所としての家族があるから、辛い社会生活を営めるのです。

私は、過去に一度、本気のありがとうを母親につたえました。地方の大学へ行くために、家を出るとき、ああこれが巣立ちなんだと思うと、玄関を出た途端涙で振り返られなくて、とにかく想いが溢れ出て、泣きはらした電車の中で、メールで簡潔に、今までありがとうございました、と伝えました。

そのくらいで、いいですよね。

そして私の宝物は、中学のときにもらった、父からの手紙です。言ったことはありませんが、面と向かっては伝えられないだろうことが、素直に切々と書いてあって、何か辛いことがあると今でも読み返します。

見えなくていい、何があってもお互いを無償で信じあえる、それが親子だと、私は思います。そんなんだから、家族の映画や小説には弱いです。最後にちょっとオススメの紹介まで。

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最終更新日:2014-04-24 22:41

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